FutuRocket株式会社、Infinity Ventures Summit 2017「LaunchPad」に登壇! アナログ電話をスマートデバイス化する製品「hackfon」 を発表し、indiegogoにてクラウドファンディングを開始しました
2017年12月13日
FutuRocket株式会社(読み:フューチャーロケット、本社:東京都品川区、代表取締役:美谷 広海)は、スタートアップの登竜門と呼ばれ、12月13日金沢市で開催されたピッチイベント、Infinity Ventures Summit Fall Kanazawaの選考された12社のスタートアップが登場するLaunchPadに登壇し、アナログ電話をスマートデバイス化する新製品「hackfon」(読み:ハックフォン)を発表しました。こちらの製品を12月13日からindiegogoにてクラウドファンディングを開始致しました。
indiegogo URL:
「hackfon」はアナログ電話機とWiFiに接続することで、アナログ電話機をボタンを押したり、ダイヤルするだけでIoT機器や、Webサービスをコントロールできるスマートデバイスへと変えるデバイスです。アマゾン社のAmazon
Dash Buttonのように、ボタンを押すだけで、自動的にECサイトの商品を注文したり、ウェブサービスのメッセージを自動送信したりすることができます。それぞれのダイヤルボタンに対して実行したい操作を割り当てできるだけではなく、ダイヤルの組み合わせによる操作を設定することも可能です。例えば、「5、8,4」とダイヤルすると、子供部屋に設置されたスマートスピーカーやスマートIoT照明を操作し、「ご飯だよ」とスマートスピーカーからお知らせをしたり、照明をピカピカと光らせることで、ご飯であることを知らせたりすることができます。同様に「※、5」とダイヤルをすると、お米を5キロ注文する、といふうふうに設定を行うことが可能です。
電話機はどの年齢の方でも簡単に操作ができるため、スマートデバイスが不慣れなお年寄りの方でも、デジタルディバイドを解消する製品としてお使いいただけます。またこうしたスマートデバイスの多くがスマートフォンやスマートスピーカー経由で操作が可能ですが、スマートフォンの場合は、操作をするためのアプリを探し、それを実行してから操作を行う必要があります。hackfonをお使いいただければ、ワンタッチで素早く、確実に操作を実行することが可能です。また、スマートデバイスの操作がスマートフォンに紐付けられている場合、他のユーザーに機器を操作してもらうためには、設定がなされたスマートフォンを相手に手渡す必要があるため、プライバシーに懸念があったり、共有して使いづらいという問題があります。電話機を操作のためのリモコンとして使用できるようにすることで、家庭や、オフィスに設置して共有で使用するデバイスとして便利に活用いただくことができます。
近年、IoT機器が増え、スマートフォンや、スマートスピーカーにより操作ができるようになってきています。音声認識が近年の流行ですが、機器をコントロールするためのインターフェースには常に流行のサイクルがあり、素早く確実な操作が可能な物理キーによる操作インターフェースがまた見直されると考えています。スマートスピーカーは認識の面で、確実な操作ができるとは限りませんし、また音声を発して、音声が認識されてから操作が実行されるため、ワンタッチで操作ができる物理キーのほうが素早い操作が可能です。
「hackfon」は今年2月に開催されたYahoo! Japanによる日本最大級のハッカソンイベント、「Hack Day 2017」にてHack Awardを受賞したことから、開発がスタートしました。その後、シャープ株式会社によるアクセラレータプログラム「ものづくるブートキャンプ IoT.make Bootcamp」に選抜され参加し、今年11月15に特許申請を完了しております。
参考映像:https://youtu.be/0htJUGWBD7c
「hackfon」を、Infinity Ventures SummitのLaunchPadにあわせて、indiegogoにてクラウドファンディングを開始させていただきました。早期割引49ドルの支援で、hackfonのdevelopment Ver.の送付をお約束するキャンペーンを開始しております。
FutuRocket株式会社とは:
株式会社Cerevoにて、創業者である美谷広海(みたにひろうみ)が海外のセールス・マーケティング担当(Senior VP, Global Sales
& Marketing)として勤務後、独立して2017年8月末に起業をした会社です。2017年11月現在は、ひとりメーカー+プロジェクトチーム制という形でモノづくりやサービスの提供を行っていきます。
FutuRocket株式会社はシャープ株式会社による第4回モノづくりブートキャンプ「IoT.make Bootcamp」にも選抜され、参加しました。
創業者は、Ruby on RailsというWebアプリケーションフレームワークを作成したプログラマ、デイヴィッド・ハイネマイヤー・ハンソン氏が執筆を行っている「小さなチーム・大きな仕事」(早川書房)を共訳しました。
こちらの書籍で書かれているような「小さなチームから、魅力的な大きくな商品を生み出していく」というスタイルで、プロジェクト制による数名のメンバーでチームを構成しながら、製品の企画・開発・販売を行っています。
現在、複数のプロジェクト、チームにて開発が進行しております。
広報連絡先:
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